CARAVERA 93年頃の録音 です。 典型的なBoleroスタイル。Bossa novaと違うスペイン語圏のスローを感じていただければありがたいです。 曲の内容は今から考えると女性の人権侵害どころか黒い笑い話にしかなりませんが、かつては女性はクリスマスレーキみたいに29(日、歳)を過ぎたら投売り、というところから来ています。 なぜ29過ぎたら投売りなのかという抗議とともに、そもそもカレンダーにどれほどの意味があるのか、という主張が入った曲です。 29日のクリスマス 白く　曇ってるショーウィンドー中の　リボンに飾られたケーキが だれかを待ちわびて25日の夜は静けさに落ちてゆく ひとつ残されたクリスマスケーキ　今夜はもう誰もこないが あなたは知っている本当のイブを　やさしさを分け合うその日を もし２９日に雪が降って暖炉の炎が赤く輝くなら ケーキを切りわけてあなたと祝おう 乗り遅れの僕等にふさわしい、メリークリスマス inst 神のひとりごが生まれた日にも アダムとイブにもなかったカレンダー あなたの見る夢が崩れた時でもかわらずに 最後のサンタクロース・・・私は 乗り遅れの僕等にふさわしいメリークリスマス