CARAVERA 93年頃の録音　です。 リズムはRepublica Dominicana(ドミニカ共和国)のmerengueです。 経済グローバリゼーションで小国の経済は国際経済に振り回され、男も女も出稼ぎに行く・・・それが雪降るニューヨークみたいなところでサルサsalsaができた原因ですが、作詞者のぼ自身は人を幸せにしないグローバリゼーションには反対です。ま、それを言うならアフリカから南北アメリカへの奴隷貿易にもいまさらながら抗議したい。それを言うなら日本人も・・・ってやめときましょう。 こういう深刻な内容をチャライmerengueにして笑い飛ばすのがLatinの真骨頂だと思います。 カラカラ 子供たちは　犬の尻尾に　カンカラつけ　追いかけまわす　笑いながら 犬に生まれただけなのに　こんな目に　あわされるのさ　馬鹿な話 それが生まれつきの　運命ってモノさ　ぐるぐるとどこまでもついて回るよ いつのまにかカンカラついた自分の尻尾　夢中になって追いかけてる カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　自分の尻尾を追いかけ カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　犬は休む暇もない 男たちは夢を追って故郷を捨て海を渡る　　　船の上を 女たちは　明日の暮らしの勘定書き　片手に持って　追いかけるよ 男も女でも犬と同じさ　自分の尻尾追いかけて一生暮らす カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　自分の尻尾を追いかけ カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　犬は休む暇もない 　子供達もいつかは　夢を追いかけて　船に乗りたがる　パパと同じように カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　自分の尻尾を追いかけ カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　犬は休む暇もない 女一人波止場に立ち男を待つ　見知らぬ人が　船を降りる 片手で持てる　カンカラの中　しゃれこうべが　あんたの亭主と　教えてくれる あまりに簡単な夢の終わりに　女はもうあきれて笑い転げだす カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　子供達よくお聞きなさい カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　お父さんが帰ってきた 　楽しかった思い出を　確かめるように　耳を近づけて　缶をゆすれば カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　子供達　こっちへおいでよ カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　お父さんが帰ってきた カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　子供達　聴いてごらんよ カラカラコンコロ　カラカラコロコロコン　お父さんが帰ってきた